気ままなひとり旅〜前編〜

f:id:tan_taka_tan819:20210628035513j:plain

 

先日、バイクで一人旅をしてきた。

当日の朝に思い立ち、ライダーハウスへ電話を掛けて、

急遽、宿泊予約をさせてもらった。

裏庭で一泊500円でキャンプさせていただけるらしい。

 

f:id:tan_taka_tan819:20210628035438j:plain

バイクへの積載がまだ上手く出来ないので(汗だくで1時間くらい格闘した)、リュックを背負うことにし、必要最低限の荷物だけ持っていくことにした。

左上から時計回りに、

寝袋、グランドシート、テント、LEDランタン、テーブル、ナイフ、火起こしセット、焚き火台、クッカー類、手袋、アルミシート、ロープ、チェア、コット。

 

これらをリュックに詰めていく。

f:id:tan_taka_tan819:20210628035428j:plain

寝袋とコットが入らない

どう頑張っても寝袋とコットが入らないので、

コットはカラビナで外付け、寝袋は置いていくことにした。

最悪、アルミシートを体に巻いて寝ればいい。

 

f:id:tan_taka_tan819:20210628035447j:plain

背負った体感15kg 笑

重い、めちゃくちゃ重い 笑

さらに外付けでコットも付けて背負うことになるので、

バイクに乗っている間はマシだが、背負って歩くのはかなり困難だ。

 

f:id:tan_taka_tan819:20210628035513j:plain

いい感じの田舎道でパシャリ

f:id:tan_taka_tan819:20210628035518j:plain

途中、何度も休憩する

 

 

PAでの休憩も、リュックを背負って歩くのはしんどいので、

バイクの近くで休憩する。

 

 

出発から約2時間。

あと10分ほどで着くかなという時、

ダムの看板が見えて、フラッと立ち寄ってみた。

 

f:id:tan_taka_tan819:20210628035531j:plain

そこには素晴らしい景色があった

f:id:tan_taka_tan819:20210628035537j:plain

 

しばらく、ボーッとしていると、

バイクの排気音が聞こえてきた。

そちらに目をやると、小型のバイクが降りてきた。

お互い、会釈を交わす。

 

モンキー125から降りたライダーはヘルメットを取り、

近寄ってくる。70歳前後のおじいさんだろうか。

挨拶を交わし、談笑する。

 

おじいさんは、

地元だがこのダムへは初めて来たこと、

モンキー乗りの会でツーリングを楽しんでいること、

昔はジムニーで山を駆け回っていたこと、

モンキーのエンジンをボアアップして高速を走りたいこと、

息子さんもアウトドア好きで、毎週どこかへ遊びに行っていることなどを

楽しそうに話してくれた。

 

僕も、ここまで来た経緯や、

これからキャンプをすること、

自分のバイクについて聞かれたので話した。

 

小一時間過ぎ、

そろそろ向かいます、と挨拶し、ライダーハウスへ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

峠道を下り、のどかな風景の道路をしばらく走ると、

ライダーハウスが見えてきた。

ここだ。端に寄せ、エンジンを切る。

 

エンジン音に気が付いたのか、マスターが中から出迎えてくれた。

とても気さくなマスターで、1時間ほどそのまま談笑していた。

 

マスターはバイクを3台持っていて、

BMW、XR250、カブに良く似たヤマハの原付、

どれもすごく愛着がありそうだった。

 

僕のAKITA250を見たマスターは、

ホンダのクラブマンに似ている。と昔のバイクカタログを持ってきて、見せてくれた。

AKITA250をすごく気に入ってくれたマスターは中古のクラブマンを買って、

こんな風にカスタムしてみようかな、と言っていた。

 

しばらくして、マスターはこれから用事で少し出かけるという。

裏庭に案内してもらい、説明を受ける。

 

 

昼下がり、そう言えば昼ごはんも食べていないので、

お腹が空いてきた。それにビールも飲みたい。

 

荷物を置かせてもらい、

近くのスーパーの場所を聞き、買い出しへ向かった。

 

 

 

(後編へつづく)